全業務に通じる、モチベーションの向上と自己の確立ができた

法人本部マネージャー
山本義彦様
導入のきっかけは、新入職員の早期離職防止、コロナ禍で共生するニューノーマル時代の自分軸を認識し再構築することで社会人としてのコミュニケーションスキル向上でした。同時に、次世代のリーダーとして「自分ごと化」を醸成してもらいたいとも考えており、こちらの要求する様々な要望に対して対応いただけると感じ、新入社員研修のを導入いたしました。
チームビルディングと積極性の変化に驚きました
当法人の今期の新卒採用は17名でした。
最初のみんなの様子は、消極的で自分から手を挙げて発言するなど、もちろんできない状況でした。
しかし研修の2日目ぐらいから、みんなの様子が目に見えて変わってきました。
少しづつ、自分から手を挙げるようになり、発言するようになりました。しかも、最初は限られたメンバーにその傾向が現れましたが、次第に全員が積極的になったことには驚きました。
それと比例してチームワークが醸成されていく様子も、興味深く観察できました。
研修の最後には結束が固く、それぞれが個性を発揮することができる積極性を持ったチームが出来上がっていました。
飽きさせず、のめり込ませるカリキュラム
研修の内容も良いものでした。座学が多いと、立ち会っている私たちの方も眠くなってしまうのが常でしたが、この研修は動きがあり、能動的な思考があり、眠くなる暇がありませんでした。
自己を知ること、他者を理解すること、その上で仕事に取り組むマインドを構築する多角的なカリキュラムで、みんながのめり込んで取り組んでいるのがわかりました。
今回は3日間でしたが、次回からはもっと長いプランでの成果が見たいと思います。
いたるセンター様は創業55年になる、杉並・目黒・成城など、東京23区西部を中心とした都市型の総合福祉サービスを展開する、社会福祉法人です。
その事業は知的障害を持った方々に対する単なる支援にとどまらず、「どんなに障害が重くても、通所されるご利用者様全員が個性を活かして作業し、働く達成感と喜びを抱きながら自立に向けた支援を行う」ことを基本方針として、時代とともに変化する障害者福祉ニーズに応え続けております。
実際に障害者が就労している荻窪の「パン工房PukuPuku」では本格的な天然酵母パンを提供され、上井草の「あけぼの作業所」では天然原料100%の石鹸や「オリジナルカレー缶」を作成しており、ほかにもさまざまな形で、障害者の就労支援に取り組まれております。